H3cApp for macOS

Macで、音のあるAI動画を。

H3cAppは、MiniMaxの動画生成モデル「MiniMax H3」を使って、文章や画像から音声付きの動画をつくるmacOSアプリです。生成はApple SiliconのMacの中で行います。ダウンロードして使う配布アプリなので、PythonやPyTorchの環境構築は必要ありません。

Apple SiliconのMac・macOS 15 Sequoia以降が対象です。アプリとは別に、MiniMax H3のモデルのダウンロードが必要です(公式のモデルで約144GB〜、量子化モデル(GGUF)なら約35〜45GB)。モデルにはMiniMax H3独自のライセンスが適用されます。

H3cAppのウィンドウ。プレビューに生成した横長の動画(夕暮れの石畳の広場でギターを弾く人)が表示され、上に「動画を書き出す…」「使用した設定…」「参照に使う」のボタン、下に折りたたんだパネルとプロンプトの要約、上向き矢印の生成ボタンがある。
H3cApp v0.4.4の実際の画面(生成例3を表示したところ。生成中はパネルが小さくなります)。

更新履歴

生成例

H3cApp v0.4.4(モデルはMiniMax H3)で、下のプロンプトから実際に生成した動画です。どれも音声付きです。再生ボタンを押すと音も流れます(自動では再生しません)。

正方形・中(512×512)・5秒・音声あり

文章から/20ステップ/速度「標準」/シード7。生成時間 5分59秒(M5・24GB)

A small orange cat plays with a ball of yarn on a wooden floor in soft afternoon light. Static camera, gentle movement. Soft room ambience, no speech, no music.

横長・中(672×384で生成し、2倍に拡大して1344×768)・5秒・音声あり

文章から/20ステップ/速度「標準」/シード7。生成時間 6分09秒(M5・24GB)。2倍拡大は生成後の高品質リサンプリングです。

A street musician plays an acoustic guitar in a quiet stone plaza at dusk, warm lights in the windows behind him. Slow push-in camera. Gentle guitar melody, distant footsteps, no speech.

正方形・小(256×256)・5秒・音声あり

1つ目の猫と同じプロンプト・シード・設定で、大きさだけ「小」。はじめ方で最初に試す設定です。細部は粗くなります。生成時間 1分44秒(M5・24GB)

表示用に動画を圧縮し直しています。同じプロンプトとシードでも、Macの機種や設定によって結果は変わることがあります。作者がYouTubeで公開している動画もあります(外部サイト)。

できること

自分のMacで使えるか

ダウンロードの前に、対応OSと空き容量を確認してください。とくにAIモデルは非常に大きく、アプリ本体とは別にダウンロードが必要です。

Mac Apple Silicon(Mシリーズのチップ)を搭載したMac。Intel Macには対応していません。
macOS macOS 15 Sequoia以降
M5クラスのGPUの場合 最も速い計算方式「高速(int8キャッシュ)」と、「高速モード(試験的)」が使えます。
それ以外のApple Silicon 「省メモリ(SSDストリーミング)」や「常駐(大容量メモリ向け)」で動きます。速度と必要なメモリは機種と条件によって変わり、M5と同じ速さにはなりません。
メモリ 作者の確認環境はM5・メモリ24GBです(512×512・15秒まで24GBに収まりました)。それより少ないメモリでの動作は確認していません。
アプリ本体 DMG 約19.0MB(署名・公証済み)
AIモデル(文章・最初/最後の画像から) MiniMax H3のFL2VA:約144.1GB(134.2GiB)。最初に必要です。
AIモデル(参照画像・動画・音声を使う場合) MiniMax H3のRef2VA:さらに約144.1GB。合計約288.1GB(268.3GiB)。必要になってから追加できます。
そのほかに必要な容量 int8キャッシュ(M5クラスで使う場合)1つにつき約19.3GB、生成した動画、参照ファイルのコピー、作業用の空き容量。
2026年10月10日時点・v0.4.4の情報。モデルの容量はHugging Faceのファイル一覧の合計です。アプリの画面では「GB」と表示されますが、計算はGiB(1GiB=1,073,741,824バイト)で、FL2VAは約134.2と表示されます。

モデルのライセンスにご注意ください。動画を生成するモデルMiniMax H3には、アプリ本体(MIT License)とは別に、MiniMax H3独自の少し特殊なライセンス(MiniMax H3 Community License)が適用されます。利用できる地域が限られているなど、一般的なオープンソースのライセンスとは条件が異なります。モデルをダウンロードして使う前に、ライセンスと利用条件の要点とライセンス本文を確認してください。

モデルの初回ダウンロードにはインターネット接続が必要です。動画の生成そのものはMacの中で行います。くわしくはモデルの準備をご覧ください。

始める流れ

  1. アプリを入れる

    GitHubのリリースページからDMGをダウンロードし、H3cAppをアプリケーションフォルダへドラッグします。

    インストール手順

  2. モデルを用意する

    初回起動時の画面から、約144GBのモデルをダウンロードします。回線の速さによっては数時間以上かかります。中断しても続きから再開できます。

    モデルの準備

  3. 動画を作る

    小さなサイズ・5秒で1本つくり、再生して保存するところまで試します。

    最初の動画

生成時間の目安

作者のMacでの実測です。設定を変えると時間も仕上がりも変わります。

動画の長さ 速度「標準」 速度「最速」+高速モード(試験的)
5秒5分59秒2分38秒
10秒15分56秒5分39秒
15秒30分08秒9分25秒
M5・メモリ24GB/正方形512×512/文章から/20ステップ/計算方式「高速(int8キャッシュ)」/プロンプト「A cat playing with a ball of yarn.」・シード7/各条件1回の目安(2026年10月2〜3日に測定)。生成ボタンを押してから動画ファイルができるまでの時間で、モデルのダウンロード時間は含みません。「標準」と「最速」では処理の省き方が違い、同じ仕上がりを保証する比較ではありません。

ほかの大きさ・速度設定との組み合わせはREADMEの生成時間の実測にあります。

ダウンロード

最新版はGitHubのリリースページで配布しています。2026年10月19日時点の最新版はv0.6.0(2026年10月19日公開)です。

リリースページのAssetsにある H3cApp-0.6.0.dmg のような .dmg ファイルを選んでください。「Source code (zip)」「Source code (tar.gz)」は開発者向けのソースコードで、通常のインストールには使いません。

各版の変更点はリリースページの説明をご覧ください。